【世界を救ってほしければ、私の代わりに稼ぎなさい!】
とある事情で好きだった会社を辞め、田舎で静かに暮らし始めた山野とめ。スローライフを送るつもりが、突然押しかけた喋るタヌキに「俺を食べろ」と詰め寄られ、更には追加で2匹の獣が押しかけなぜか同居することに!
いわく、世界の終末が近づいているが、とめが力を持つ彼らを食べることで、人類が救済されるらしく…?
「人類の命運を託されても、タダではやりたくありません!」
食べたくない一心で、彼らに突きつけた「条件」は―――。
なくした「何か」を取り戻す、ひとりとモフモフの終末コメディ!