添えるなんて、億に一つもないとわかっていながら――
狐の焔来と猫の八緒。
どう間違っても宿るはずのない仔ができた!?
焔来の仔狐は、きっと可愛いんだろうな
九尾狐王家の世継ぎ・焔来の遊び相手として幼い頃から仕えてきた猫族の八緒。出逢ったときから惹かれてやまないその焔来が、初めての床入り「御添い臥し」を行うことに。経験があると偽って、焔来への想い一つでその御役目を勝ち取った八緒は、本当のことを言えぬまま許されぬ関係を続けることになる。種族が違うから、焔来の仔狐を産むことはできない。添い遂げることもできない…切ない想いを胸に秘める八緒だが、身に覚えのない仔を孕み!?
シャレード文庫コミカライズ!